歩く道 歩いた道

今、毎日を過ごしている自分とは違う自分  でも ココにいる自分が本当の自分かも?  詩や日記や文を通じて 僕はここにいる
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桜の咲くころに12
桜の咲くころに12

12DAY

25の春
仕事・プライベート
普通に流れていた

彼女のことも気にかからない
忘れよーとしていた

何気なく会社に向かい
たまの休日は
友達と語り
たかしの話もできるぐらい
穏やかに大人になっていた

ある日
あの日はもう桜がちり
緑の葉がさきかけた
暖かい日だった
営業先からの帰り
「今から店に帰りますんで」
車に乗り 音楽をかけた
「桜舞散る中に忘れた記憶と、君の声がもどってくるー」
窓をあけた
気持ちのいい風が
優しかった

店に着いたとき
俺 あん時どうしたんだろう?
車から降りようとした時
めまいがして
その場に倒れた

気づいた時
病院だった
上司がいて
疲れてたんだろう?って
まぁあれからがむしゃらだったし
一年も
俺はゆっくり寝た




あの日からもう2年がたつ
俺はまだ
病院のベットの上にいる


つづく
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桜の咲くころに11
桜の咲くころに11


11DAY

振り返って想うこと

17歳の頃に俺はある日
もう一人の俺に出会う
桜の綺麗な夜でした
今でもわからない
どうして俺は出会ったのか?
そして別れたのか?
あれから大きく人生が動きだす
意味がわからないまま 今も生きている

18歳の春に
親友が死ぬ
俺のせいだと
俺の幸せを願った親友に
俺は天国の切符を渡せたのか?
今もわからない

23歳の満開まじか
大切な恋人を失う
人は信じれば 裏切られ
結局独り
大切なものを失って
命の重み 恋の軽さ
比べてばっかだけど 意味もなく
もう信じることをやめた
どれだけ握りしめても
残せない 許せない

俺はもう一人の自分に会ってから
幸せが消えた
アイツのせいなのか?
うまくいかない
失ってばっかり
何もない
俺はこの先どーなる?

そうしてまた
春がくる
25の春
俺にはずっと冬が続いている人生
夢はどこかに置いてきた
もう取り戻しにいく時間もなくなった・・・

つづく
桜の咲くころに10
桜の咲くころに10

10DAY

彼女からの電話
何食わぬ声で「今日はごめんねー、仕事が・・・」


終わったと思った

「俺見たんだよね、今日」
沈黙が続いた
「もう終わりやね、じゃ」
なんて俺は言ったけど
終わりにされていたのは 俺の方だった

あとから知ったことだったけど
もう何ヶ月も前に
俺はこうなる運命だったみたい
早いか 遅いか
ただそれだけ・・・

ずっと信じて
いなくなって
失って
俺は幸せをいつからか
見れなくて
あの日もう一人の自分に会ってから
何もかもが
うまくいかない
残ったものは
なんなのか?
もう一人の俺が 死神のように
思えたのは 
そうでもしないと
耐えれなかったからでしょう

今では裏切った彼女が幸せで
残った俺が不幸で
納得できない

別れたあの日
綺麗な桜が
同じように
悲しくも綺麗に見えた
アイツも好きだったさくら
俺の瞳から散っていく涙
桜は満開に近づき
逆に動く 桜 と 俺
もう恋も友情も
もってはいけないと 知りました


つづく
桜の咲くころに9
桜の咲くころに9


9DAY


俺の人生がまた
狂いはじめる
いや、始まっていたのかも?

ある日俺は営業に出かけた
一軒一軒店をまわり
会社をもまわり
あの日は暖かくて
桜ももう七部咲きだった

夕方にメールが彼女から届く
「今日はちょっと会えない、ごめんね」
俺は別に何も思わない
まあ・またすぐ会えるからって思っていた
今日も最後の会社を去り
前向きに検討してくれるといわれ
嬉しくて駅に向かっていた

街の街路樹もピンクに染まっていたのを
覚えてる

ふと途中のカフェを覗いた
歩きながらチラッと見ただけだった
何であの日 あの場所で
俺は知ってしまったんだろう?


彼女が別の男といた
しかも楽しそうに
俺の足は止まった
どれだけそこにいたのかわからないけど
俺は店に入って、彼女に何か言うなんて勇気
なくて
家に帰った
帰り道
電車の中でも俺は
何かの勘違いだと
偶然会って、お茶してただけだと
思いたくて しかたなかった

家に帰り
彼女からの連絡を待つ

10時を過ぎたころ電話がなった
彼女からだった


俺はなんて言えばいい?
桜 教えてくれ

つづく
桜の咲くころに8
桜の咲くころに8

8DAY


あれから俺は大学を卒業
就職も決まり
今は車屋で営業をしている
もうすぐ働きだして二年

彼女ができて三年

俺の人生は暗闇から
明るい毎日に姿を変えていた

あの日公園でカギを拾ってくれた女の人が
今の彼女
三年も続いていれば
永遠や結婚を信じてしまう

仕事はお得意様もでき
やりがいがある

すべてがうまくいっていた・・・
今年は綺麗な桜が咲くのだと
思っていた

24の春
まじか・・・・

つづく
桜の咲くころに7
桜の咲くころに7

7DAY

たかしがいなくなってから
3年が過ぎた

俺は何も目的も友達も
大切なものもつくれずに
毎日をただこなしていた

バイトを始めてみたものの
続かずに
学校はちゃんと行っていた
たかしとの約束?
だったから

いつもの学校からの帰り道
あの桜の木が見えた
嫌な季節が来たと
思う3月の終わり
あの日以来
桜が嫌いになった
俺は桜の木を避けるように
公園の隅を歩く

家に着いたころには
辺りは暗くなっていた
カギを探す・・・・・ない
カバンもポケットも
探してもない
どっかに落としたのだと気づく
「朝はちゃんと閉めてでたしなぁ」
帰り道をさかのぼるように
落としてないか探す
結局公園まで戻ってきた

やっぱりなかった
どこにも
違う場所を探そうと
歩きだすと
「カギ探してます?」
振り返ると
女の人がたっていた
「あ!そのカギ、ありがとうございます」
女の人は「探しにくるかなーと思って待ってたんです」
俺「え?」
女の人「あー!少しですよ、ずっとじゃないんで」
俺「あー、それにしても寒くなってきたんで、すいません、ありがとうございます」
俺は家の方に歩こうと・・・
「きれいですね?    桜」
俺「うん、悲しいけど、きれいです    桜」
普通に応えてしまった
女の人「じゃあ」
俺「どうも」

それから家に帰るまで
なんでだろう 少し幸せな気持ちがした


悲しい思い出を
毎年感じて
いつしか桜が咲く度に
見失う こころ
もう あれから
何年も過ぎて
大人になっていっても
俺はあの頃に縛られたまま
俺が幸せになれるまでに
どれだけ桜が咲くのだろう??

つづく
桜の咲くころに6
桜の咲くころに6

6DAY

たかしの人生が今・・・・
お・わって・・・・しまった・・・・。

事故
バイク事故

そして2日後
葬式が行われた
その時おばちゃんから聞いた

たかしが事故った理由を


卒業前 俺はたかしとよくケンカしてた
たかし「大学とか行ってなんするん?」
「意味ねーやん」
「ダサい」
「まじめやろー」
かなりいろいろ言われた
俺は「勉強もしきらんお前にいろいろ言われたくねー」
「お前の人生 決まりやね」
「夢もねー 負け犬」
あいつがどんな気持ちかなんて考える余裕もなくて
互いにぶつけては、はじきあう
ボールのようだった

あんなに仲良かった友
大人になるってことだと
割り切ったように
離れていってた
たかしは別の奴らと遊ぶように
俺もまた 別の奴と遊ぶ事が増えた

卒業式の日も
たいして話すことはなかった
お互いもう別の道を進みだしたのだと
お・れ・は思っていた

おばちゃんは言う
「たかしはずっと寂しかったみたい・・・ずっと仲良くて ずっといっしょにって思ってたのに、進路が変わっていくのが許せなかったみたい。たかしは友達と遊んでも、前みたいに楽しそうじゃなかった。
それでもたかしは、こんなまま嫌だからって、自分には何もないけど俺やっぱアイツの入学式見に行くって、認めてやるって、俺の誇りだって
・・・・・・」
俺はアイツが死んで
初めて泣いた
今アイツが 俺の中で本当に死んでしまったようだった

たかしとの思い出
いっしょに海に行ったこと
万引きしたこと
下着ドロをして 池に捨てたこと

公園のベンチで星を見ながら
将来の夢を語ったこと
アイツのあの時笑顔
忘れられない

俺は大切なもの
何年もかけて築いたもの
思い出
親友
何もかもを失ったことに気づいた

「たかし・・・・・さようなら」

俺は何してたんだろう・・・・・・・・・・・


桜の花が散り始めた日
たかしの葬式が終わった
花が風に舞
地面に落ちていく
踏まれても
淡いピンクは
なくならない


つづく
桜の咲くころに5
桜の咲くころに5

5DAY

入学式の帰り
電車の中でケータイがなった
嫌な予感なんてしなかったけど
たかしのおかーさんからのTEL
おかしいとは思った
「たかしが、たかしが・・・」
俺は駅から 走った
向かった先は



病院

もうすべてが終わってた
処置も手術も
人生も
いきなりの出来事に
俺も家族も何が起きたかわからないかのように
静まりかえっていた

窓の外を見ると
不似合いな桜がさいていた


つづく
桜の咲くころに4
桜の咲くころに4

4DAY

あの日から
俺はなぜか、進学を考えはじめた
大学に行こうなんて思ったことはない
それまでは

学校もサボらなくなった
毎日勉強するようになった
たかしはすねていたというか
寂しさを感じていたかも
それまでみたいに 遊んでばっかじゃなかったから

どんどん高校生活が過ぎていく
体育祭 文化祭
それまでたかしとばっか遊んでた俺も
いろんな奴と話すようになって
クラスの人とひとつのもん作って
思い出もつくって
でもたかしはそんな行事は例年どうり
サボっていた
季節が風のように
早く 流れていった・・・。

そして卒業
いつの間にか楽しくなっていた
高校ともお別れだ

見事 大学にも合格してた俺は
晴れて入学式をむかえた
かーさんは泣いていたよ
「あんたが・・・」
なんて言ってね。

あの入学式の日も綺麗な桜が咲いていたな・・・
あの日に夢とともに
弾けた 心
今考えると まるで桜が散っていくようだった



つづく

桜の咲くころに3
桜の咲くころに

3DAY


あの日 もう一人の俺に会ったのは
別れの日だった
あれから10年になるが
もう会うこともないだろう

今でもよく覚えている
桜の木の下で
寂しそうに桜を眺めていた
俺を
あの日寝れずに
朝まで不安になっていた俺を

あの日からいろいろなことが変わった



10年後の俺が語る
あの日からの出来事

つづく
桜の咲くころに2
桜の咲くころに

2DAY

俺は意識を失った



気づいた時には
普通に寝ていた
朝だった すごく朝日のまぶしい

今思えば 夢だったのだと
俺は思った
どうやって部屋までいったのか覚えていない
そこは納得できないが
自分に会うというより
現実的だ

それから一日一日と過ぎていったが
特に何もなくて
いつもと同じ毎日
あまり気にもしなくなった

一週間後
また事件はおきた
桜が満開をむかえた
天気のいい夜
ライトに透ける桜色
たけしの家からの帰り道
昔よく遊んだ公園
あまりにきれいだったから
一人で桜の木の下で
空の桜を見ていた

一時間ぐらい俺はそん時
いたかな・・
少し寒くなってきたから帰ろうと思って
立ち上がり
歩きだした 一歩づつ少しづつ
10メートルぐらい歩き
今年最後の桜の満開を
また見たくて 振り返った
びっくりしたというか
俺が桜の木の下で
桜を見ていた
もう一人の俺が
俺は怖くなって
走りだした!!
家までの道
帰り着いて 部屋に入って
ベットにもぐりこんだ
怖くて 寝れなかったのと何か不思議と優しい気持ちに
なれたのを
今でも覚えている

桜舞い散る
あの夜に
戻りたくてしかたがない

つづく

桜の咲くころに
桜の咲くころに


1DAY

俺は朝起きて 眠たい目をこすりながら
朝食をとっていた
TVから「あと一週間で桜も咲きはじめるでしょう、今年は例年よりも少し早いですね。」と言っていた。
そう、そんな季節のとある一日
学校も休みで
もうすぐ高校最後の一年がはじまる

春休みも中盤に入り
気持ちも次第に学校に向かっていた
それに逆らうように
俺は今日も友達と遊ぶ予定を入れていた

朝からかーさんが
グチグチと言っていた「また遊びに行くんね?受験もあるのに勉強もせんで」
勉強よりも大切なものがあると、刀をふり、逃げるように友達の家に原チャで向かった
たけしの家は、あぁたけしとは友達で中学の時からの親友だ。んで家も近い。大きな国道の反対がわ。
買い物に行く約束だったので、そのまま二人で街に行った。

服を見ながら「学校だるいな?」
「マジ行きたくねーな?」
なんて2人で話していた。
ふと店から外を見ると・・・・


俺にそっくりな奴がいた!!
「たけし、あいつ俺に似てない?」
たけし「ん?どいつ?」
俺「あいつ」??
たけし「居らんやん」
もう居なかった。。
おもしろいこともあるもんだと思って
それからは 別にたけしとそんな話をするわけでもなく
夜になって
たけしと別れた

もう暗くなっていた
帰りの道
家の前に原チャおいて
顔をあげた
今でも信じられないけど

暗くてはっきり見えなかったけど
俺が立っていた
そう、もう一人の俺??

春がすぐそこにきている
夜だってもう寒くない
そんな日に俺は
出会ってしまった・・・

つづく
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